薬膳の叡智をお伝えします。
自由という不自由さ現代はありとあらゆるものが揃う不自由のない飽食の時代。だか、本当に体は満たされているだろうか ?ほとんどの女性は必要なものが足りてない。なのに、不必要なものは溜め込んで出せない体になっている。一人の体の中で足りていない状態と要らないものが溢れる状態が混在し、いわば 矛盾を感じる症状が現れ、それに悩まされている。選択肢のたくさんある自由な環境なのに、自分に本当に必要なものを選択しにくい不自由さの中にいる女性たちに私は三千年前から受け継がれた贈り物を 贈りたい。それが中医学という学びである。
走り出す、薬膳。女性の社会進出が珍しくない時代となりました。軽やかに、さりげない配慮を忘れず、とても頼もしく感じるときがあります。だからと言って女性の体が強くなったのでしょうか。生きることを、食事を摂ることをもっと大切に考えてもらいたい。病気になりにくい体を作るということは、健康が続いていくということ。 もっと早く知っていればよかった。そんな薬膳で在り続けたいと思います。
弱かったから、気付くことができた強いままだと、気付かないうちに弱くなる。
福岡県出身 佐賀県佐賀市在住 一児の母薬剤師(薬剤師歴20数年)国際中医師・国際中医薬膳管理師薬膳香蓮株式会社 代表取締役横尾 佳那珠
人にはそれぞれ「気づくタイミング」というのがあると思います。私は、子供の頃から病弱でした。元気があること、健康であることの大切さを人一倍案じていました。それが故に、将来は医療に関わる仕事をしたいと思うようになりました。しかし私には大きな試練が待ち受けていました。薬剤師を目指して勉学に励んでいた20歳の時に、何の前触れもなく、アトピー性皮膚炎を発症。薬では対処療法はできても、根本治療には至らない疾患もあることに大きくショックを受けました。30歳を過ぎても悪化の一途をたどる症状を何とかしようと漢方を取り入れ、自らも漢方薬局で働くことになりました。東洋医学に感銘を受け、薬膳と出会うこととなります。病気だったから、アトピーだったから、薬膳という学びに気付いたのかもしれません。2016年より薬膳香蓮を主宰し、一人でも多くの女性に三千年の薬膳の叡智をお伝えするために活動しております。
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